よくある質問一覧

Q:登山の服装について教えてください。

Q:登山する時、どのような食べ物を持っていったらいいのでしょうか。

Q:登山する時、どのような飲み物を持っていったらいいのでしょうか。

Q:ガイドプランの日程が合わないときは、どうすればいいのでしょうか。

Q:モンブランに登りたいのですが、何からはじめたらいいのでしょうか。

Q:山の経験はありません、クライミングを始めるにはどうしたらいいのでしょうか。

Q:クライミング装備を買おうと思っています。どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

Q:山岳保険について教えてください。

Q:ゲレンデスキーは経験あるのですが、バックカントリーはしたことがありません。何からはじめるのがいいでしょうか。またビーコンなどいるのでしょうか。

Q:予備食・非常食のことを教えてください。

Q:山行計画書は出した方がいいのでしょうか。また書式等があったら教えてください。

Q:登山ガイドと山岳ガイドの違いが分かりません。ガイド資格ってどのようになっているのですが。

Q:山岳ガイドに成るためには、先ず何をしたらいいのでしょうか。

Q:登山の服装について教えてください。

A:登山するときの大切なことは体を冷さず、暖めすぎず一定の体温を保つことです。そのときに重要なのがレイヤリングです。レイヤリングとはレイヤー(層)という意味で、分厚いウエアーを一枚着るのではなく、重ね着をして体温調節をするという事です。 
レイヤリングは大きく分けて「アンダーウエアー(下着)、ミドルウエアー(中間着)、アウター(ヤッケやウインドブレイカーなど)、になります。他にベースレイヤー、ミッドレイヤー、アウター又はミッドシェルなどともいいますが基本は同じです。ベースとミッドに関しては吸汗拡散性を重視してください。つまり汗を良く吸ってくれて外へ出してくれることです。アウターに関しては雨風から体を守り、汗を外に出してくれるものでなくてはなりません。 先ずはゴアカッパ上下を使い、オーバーヤッケ(アウター)に関しては、その上着を代用するのでもいいでしょう。

Q:登山する時、どのような食べ物を持っていったらいいのでしょうか。

A:登山形態によって多少の違いはありますが、基本的に登山中は行動食という概念です。行動食とは名のとおり、行動しながらでも食べられるということが前提です。その上栄養バランスもよく、消化が良いもの、水分を多く含んでいて食べやすいものということになります。具体的には嗜好もありますが、ジフィーズ類やおにぎり(雪山は硬くなってしまうのでNG)、菓子パン、サンドイッチ、カステラ、などがいいでしょう。

Q:登山する時、どのような飲み物を持っていったらいいのでしょうか。

A:夏山の飲み物については、なるべく吸収性のいいものを持っていくといいでしょう。具体的にはアイソトニック/*1やハイポトニック飲料/*2がそうです。
夏場に登山をすると、汗などから大量の水分が失われる事によって体液が濃くなります。体液を正常な状態に戻し、水分を最も素早く補給するには、アイソトニック飲料では濃すぎる場合があります。ハイポトニック飲料は、アイソトニック飲料の半分ぐらいの濃度ですので、大量の汗をかく場合には、ハイポトニック飲料がいいといえます。
また、長期山行の場合、半分ぐらいは真水を持っていくことをお勧めいたします。その理由はいろいろな汎用性があることと、もしも怪我などしたとき、受傷部位の洗浄に使ったりすることも可能だからです。
*1アイソトニック/人間の体液と浸透圧がほぼ等しい飲料をいいます。
*2ハイポトニック/人間の体液よりも浸透圧が低い飲料をいいます。

Q:ガイドプランの日程が合わないときは、どうすればいいのでしょうか。

A:日程が合わなくても変更可能な場合もございますので、一度お問い合わせください。

Q:モンブランに登りたいのですが、何からはじめたらいいのでしょうか。

A:モンブランを目指すには、いろいろな要素が必要です。アタック当日は8~10時間以上の行動となりますので、先ずは基礎体力が必要です。それと一般的にはグーテ小屋に入るのですが、3時間ぐらい岩稜(2~3級程度)を登らなければなりません。当然そのストレスを軽減するために時間をかけてクライミングに慣れておく必要があります。次に高所順応の問題やガイドとのロープによる連携なども経験しておくと、いいことがたくさんあります。マッターホルンやアイガー又はアルプストレッキングについても豊富な経験を生かしてご案内をいたします。いつでも相談は無料ですので、是非一度お問い合わせください。

Q:山の経験はありません、クライミングを始めるにはどうしたらいいのでしょうか。

A:山の経験や年齢は問題ありません。クライミングは特別で危険と思われている人が多いのですが、きちんとした安全管理と基本をマスターすれば、それほど難しく無く、かえって安全なことの方が多いのです。大切なことは人はどうであれ、無理をしないで自分にあった正しいメニューを楽しむことが大切です。

Q:クライミング装備を買おうと思っています。どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

A:先ず、クライミングギアはとても重要なものです。慌てて買うのだけはやめてください。ハーネス・クライミングシューズ・カラビナ・シュリンゲ・確保器など、その目的と用途によって異なる場合があります。先ずはレンタルなどを使いながら、我々正規ガイドによく相談してからお決めになった方が良いかと思います。いつでも相談は無料ですので、是非一度お問い合わせください。

Q:山岳保険について教えてください

A:一般に山岳保険といわれているものは、旅行傷害保険・スポーツ傷害保険等に登山のような危険特約付けた傷害保険と、もしも遭難したときなどヘリコプターや救助活動などに支払われる遭難対策保険とに分かれます。どちらも、その登山形態によって保障内容も違ってきますが、ガイド登山はもとより、一般登山にしても必ずお入りください。詳しいことは下記URLを参考になさってください。

・モンベル山岳保険 http://hoken.montbell.jp/
・セブンエー http://www.e7a.jp/hoken/kojinsg.pdf
・アイオイニッセイ同和損保ハイキング保険 http://cc.aioinissaydowa.co.jp/SYO0010/koku_b/Tjtoppge.asp?siryonum=B023
・木村総合保険事務所 http://kshj.co.jp/mountain/

Q:ゲレンデスキーは経験あるのですが、バックカントリーはしたことがありません。何からはじめるのがいいでしょうか。またビーコンなどいるのでしょうか。

A:先ず始めにバックカントリースキー(スキーランドネージュ)はスキー場の脇を滑るのではありません。バックカントリースキーとは雪山登山の一つなのです。でも誰も滑っていないパウダースノーにシュプールを描く。こんな楽しいことはありませんね。危険な場所で楽しく安全に遊ぶには、守らなければならないいくつかのルールがあります。
雪山で遭難しない、人に迷惑をかけない、自然にダメージを与えない、というようなことを考えると地図を読めるのはもちろん、雪崩のことを勉強したり、緊急シェルターが作れたりといろんなことを学ばなくてはなりません。その為にはビーコン・スコップ・プローブ(ゾンデ棒)が必要なのです。
自立したバックカントリーヤーになるためには時間がかかります。しかし、それらのリスクの大部分を我々正規のプロガイドに任せて、楽しく安全にBCスキーをデビューするという手もあります。

Q:予備食・非常食のことを教えてください。

A:その山行によって考え方も違いますが、通常予備食とは通常準備する食料のほかに1日あたり1食分予備食を持つことが多い。これは行動食と同じものでよい。
非常食とは山では何が起きるか分からないので、いざというときでも最低1日~2日は緊急野営や待機ができなければなりません。そのときに必要なのが水と非常食です。例としてカロリーメイト、ドライフルーツ、ナッツ類、練り製品などです。

Q:山行計画書は出した方がいいのでしょうか。また書式等があったら教えてください。

A:山行計画書は万が一の時、自分の行動を救助者、又は捜索者に伝える唯一の手段です。自分が道に迷ったときのことを考えてみましょう。捜索者は登山計画書が無ければ探しようが無いのです。
群馬県/谷川岳や富山県/剣岳では、条例で提出が義務になっている時期と場所がありますので、気をつけましょう。
山行計画書(日本山岳協会) http://www.jma-sangaku.org/tozan/plan/

Q:登山ガイドと山岳ガイドの違いが分かりません。ガイド資格ってどのようになっているのですが。

A:先ず、公益㈳日本山岳ガイド協会のガイド資格には自然ガイド・登山ガイドステージⅠ、ステージⅡ・山岳ガイドステージⅠ、ステージⅡ・国際ガイドとあります。登山ガイドと山岳ガイドの違いは、積極的にロープを使えるかどうかです。
登山ガイド資格ではクライミング的要素のあるガイドは出来ません。また海外(UIAGM加盟国)においてのガイド行為は国際組織であるUIAGM/国際山岳ガイド協会の資格が必要です。  このように本来それぞれに職能範囲が決められています。
しかし残念ながら現実的には日本のガイドすべてが協会の認定を受けているわけではありません。海外でも横行しています。
命を預けるガイドを決めるのは皆様方です。

Q:山岳ガイドに成るためには、先ず何をしたらいいのでしょうか。

A:お問せいただければ、その方のご希望に合ったガイド資格取得プランを詳しく説明いたします。